放送日 :1997年11月9日
チャンネル:教育
主な出演者:該当データがありません。
内容紹介 :
毎年9月14日、15日に行われる小浜の放生会(ほうじょうえ)は、華やかな出し物がみどころの祭りである。各地区の稽古の様子や「競演」という新しい取り組みを通して放生会にかける小浜の人々の姿を記録する。
テーマ音楽:姫神 語り:澤岸隆幸アナウンサー
(以上、NHKアーカイブス 保存番組検索 番組詳細 より)
平成9年の放生祭を撮影し制作された。当時のNHK教育の看板番組「ふるさとの伝承」に放生祭がとりあげられるということで大きな期待が寄せられたが、残念ながらあまり出来はよくない。
NHK福井放送局はこの番組制作に向け早くから準備にとりかかり、担当ディレクターは地域住民や伝承者から取材を重ね、前年の平成8年の放生祭を取材・撮影し、5分程度の短い良質の番組を3本ほど制作、ローカルで放送した。むしろこちらのほうが出来がよい。
ところが次年になって担当ディレクターが交替、カメラマンも前年の経験者が交替してしまったらしい。祭り当日には台風が接近するという不幸もあったが、何より事前取材における地域住民・伝承者との打ち合わせが不足していたのであろう。この年、最高の盛り上がりを見せた山車4区、大太鼓3区の共演の様子がうまく納められていないし、地元の人のチェックを受ければ当然カットあるいは差し替えするような場面が収録されていたりもする。住吉区の大太鼓などに焦点をあてたドキュメンタリーとしてはそれなりに見ることもできるが、なんと、共演の際に住吉区の大太鼓は革が破れてしまうハプニングがあり、番組終わりのほうではひどい音が鳴っている(というか鳴っていない)。いろんな意味で、本来の放生祭の良さが表現できていない番組だったと思う。
なお、この番組はのちに「ふるさとの伝承」シリーズを再編集して制作された『ふるさとの祭りと芸能』(ビデオ全24巻)には収録されていない。


