今宮区70年ぶりに「明月」復活(福井新聞より)
2007年9月12日付『福井新聞』23面(地域面)の記事によると、今宮区の山車の囃子曲のうち、70年以上前に途絶えていた「明月」を復活したという。今年の放生祭の情報も含まれているので、紙面全文を引用しておこう。
本げいこ息ぴたり/青年衆ら成果披露/小浜 放生祭まであと3日/今宮区の囃子 70年ぶりの曲復活
小浜市の旧市街地を舞台に十五、十六の両日行われる若狭地方最大の秋祭り「放生祭(ほうぜまつり)」を目前に控え、各区で準備が進んでいる。山車(やま)を繰り出す今宮区では十日夜、子供と青年衆が笛や太鼓の出来を住民に見てもらう本げいこが始まり、約七十年ぶりに復活した演目も披露された。
放生祭は同市男山の八幡神社の秋祭りで、三百年以上の歴史を持つ県指定無形民俗文化財。旧市街地二十四区のうち、半数が隔年で山車(やま)、獅子、神楽(かぐら)、大太鼓、神輿(みこし)を出し、まちを巡行する。
山車は九区にあり、それぞれ見送り幕や横幕、金具などの豪華な装飾品を誇る。最大のものは高さ約五メートルあり、中には百四十年前に造られた山車もある。今年は今宮、清滝、竜田、飛鳥の四区が繰り出す。
今宮区の本げいこ初日は、区内の料亭で行われた。五歳から中学二年までの子供たちが、山車の一階舞台で演奏する囃子(はやし)の小太鼓を披露。青年衆が笛や大太鼓、山車の移動中に胴内で奏でる「道引(みちびき)」を演じた。各自練習を積んだ後、二週間以上前から全体練習を続けているとあって、演奏は完ぺきに近い仕上がり。集まった大勢の住民から大きな拍手が送られていた。
同区の道引は、神社へ奉納する際の目玉曲「神子の舞」など十一演目。中でも今年は、七十年以上前に途絶えていた「明月(めいげつ)」を復活させた。同区青年会が一九三三年に書かれた譜面を基に、清滝区の曲を参考にして独自にアレンジ。今年二月から練習を積んできた。スローテンポな上に八分間と最長の演目であるため、小太鼓二人の息を合わせるのが難しいという。
同青年会の寺川昌宏会長(三八)は「みんなで苦労してよみがえらせた明月を、じっくり聞いてほしい」と意気込んでいる。本げいこは十三日夜まで続ける。
放生祭は両日とも、各区が順次、八幡神社に宮入りしたり市街地を巡回する。十五日午後六時半から、同神社でおはやし会を開催。十六日午後一時から、つばき回廊前に出し物が勢ぞろいする。
本げいこ息ぴたり/青年衆ら成果披露/小浜 放生祭まであと3日/今宮区の囃子 70年ぶりの曲復活
小浜市の旧市街地を舞台に十五、十六の両日行われる若狭地方最大の秋祭り「放生祭(ほうぜまつり)」を目前に控え、各区で準備が進んでいる。山車(やま)を繰り出す今宮区では十日夜、子供と青年衆が笛や太鼓の出来を住民に見てもらう本げいこが始まり、約七十年ぶりに復活した演目も披露された。
放生祭は同市男山の八幡神社の秋祭りで、三百年以上の歴史を持つ県指定無形民俗文化財。旧市街地二十四区のうち、半数が隔年で山車(やま)、獅子、神楽(かぐら)、大太鼓、神輿(みこし)を出し、まちを巡行する。
山車は九区にあり、それぞれ見送り幕や横幕、金具などの豪華な装飾品を誇る。最大のものは高さ約五メートルあり、中には百四十年前に造られた山車もある。今年は今宮、清滝、竜田、飛鳥の四区が繰り出す。
今宮区の本げいこ初日は、区内の料亭で行われた。五歳から中学二年までの子供たちが、山車の一階舞台で演奏する囃子(はやし)の小太鼓を披露。青年衆が笛や大太鼓、山車の移動中に胴内で奏でる「道引(みちびき)」を演じた。各自練習を積んだ後、二週間以上前から全体練習を続けているとあって、演奏は完ぺきに近い仕上がり。集まった大勢の住民から大きな拍手が送られていた。
同区の道引は、神社へ奉納する際の目玉曲「神子の舞」など十一演目。中でも今年は、七十年以上前に途絶えていた「明月(めいげつ)」を復活させた。同区青年会が一九三三年に書かれた譜面を基に、清滝区の曲を参考にして独自にアレンジ。今年二月から練習を積んできた。スローテンポな上に八分間と最長の演目であるため、小太鼓二人の息を合わせるのが難しいという。
同青年会の寺川昌宏会長(三八)は「みんなで苦労してよみがえらせた明月を、じっくり聞いてほしい」と意気込んでいる。本げいこは十三日夜まで続ける。
放生祭は両日とも、各区が順次、八幡神社に宮入りしたり市街地を巡回する。十五日午後六時半から、同神社でおはやし会を開催。十六日午後一時から、つばき回廊前に出し物が勢ぞろいする。


